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ロゴ作成前に見ておきたい企業のロゴに隠されたコンセプトワーク

ロゴは、その商品やサービスをブランドとして認知させる大変重要な要素であるのは間違いないが、ロゴの中には制作されたプロセスやコンセプトが大変に素晴らしいものがたくさんある。

ロゴの作成デザインをする前にそれらをチェックして、コンセプトワークやデザインアイデアの参考にできればと思い、まとめてみた。

目次

マクドナルドのロゴはMじゃなかった!

マクドナルドのポテトは最強だなと思っているが、意外にロゴはブランド名やアルファベットの「M」ではなかった。マクドナルドのロゴはMじゃなかった
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とある店舗の看板にアーチ型のオブジェを飾り、それがゴールデンアーチと呼ばれ好評を得たことから、店舗に2本のゴールデンアーチを設置したことが始まりだとか。
こちらの説明を見ると分かりやすい。

さらには、心理学者でデザインコンサルタントのルイス・チェスキンが、Mは丸みを帯びるように提言し、彼は「母なるマクドナルドの胸」と呼んだとか。

女性の胸を想像させるMは、授乳期の食欲が旺盛との絡み合いから考えると、マクドナルドのMは食欲を増進させるものだと心理学的に考えたら凄いかもしれない。

Fedexのロゴに隠された秘密

物流サービスを提供する世界最大手会社のFedex。
Fedexロゴの秘密
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よく見ると「E」と「x」の間が矢印になっており、デザイナーのLindon Leader氏が「スピード」とか「正確さ」みたいな意味を持たせられるということで採用したらしい。

広告代理店に矢印を強調するように言われたが、「このロゴに何が隠されているか分かる?」と誰かに言いたくなるということで、それを退けたとか。

確かに、隠されているからこそ、そこに価値があるのだろう。

あの山は超えるための目標、adidas

adidasのロゴ自体は何回かに渡って変更されているが、現在の山形のロゴは全ての選手が克服しなければならない課題と目標を比喩した象徴となっている。
あの山は超えるための目標、adidasロゴ
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まさにスポーツマンのためのロゴと言っても過言ではない。

ちなみに3本のストライプは、当時の革製のスポーツシューズは、靴の中足部が伸びてしまうために、3本のバンドで補強したのが始まりだとか。

また余談ではあるが、「adidas」は、同社のクリエイターでもあり創設者のアドルフ・ダスラー(Adolf Dassler)の名前と苗字を組み合わせたのが由来だが、意見の対立で兄のルドルフ・ダスラーは、RUDE社を設立し、その後に「プーマ」に社名変更した点でも面白い(参照)。

Appleのロゴのかじり跡はbiteとbyteを掛け合わせたもの

ロゴについて調べるまで知らなかったが、あのリンゴのかじり跡は、「かじる」という意味を持つbite(バイト)とコンピューターの情報単位byte(バイト)を掛け合わせたもの。

Appleのロゴは、知恵の象徴。
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Appleのロゴの由来は色々な説があるみたいだが、西欧ではリンゴはエデンの園にいたアダムとイブのアダムが知恵の実のリンゴを食べたことからリンゴは知恵の実の象徴として知られる。

Appleを使うということは、知恵の実をかじる、なんて捉えたり。

Googleのロゴは、ルールに従わないことを象徴

GoogleのGを傾けたり、LEGO大好きだがLEGO3原色に従わない「l」だけが緑色であったりと、ルールには従わない、遊び心を忘れないという意味が込められている。

同社がしばしばロゴを使用して様々な作品を公開しているDoodleは、それを象徴しているだろう。
Googleのロゴは、ルールに従わないことを象徴
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Googleの由来は、10の100乗googolをスペル間違いして登録したのがGoogleだという話は有名。
ロゴが作成された経緯を読んでみるのもいいだろう。

AからZまであらゆるものを取り揃えることを象徴したAmazon

笑っている顔のようにも見えるAmazonのロゴは、その矢印がAからZまでを様々な商品を取り揃えていることを表していて、これもわりかし有名な話ではないだろうか。
AからZまであらゆるものを取り揃えることを象徴したAmazonロゴ
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名前の由来は、もちろんAmazon川から来ており、いずれにしても様々なものを取り揃えた巨大なものを連想させる。

アナログとデジタルの融合を表したVAIOのロゴ

SONYのPCブランドVAIOの「VA」は正弦波でアナログを意味し、IOは1と0でデジタルを意味しており、「アナログとデジタルの融合」をスローガンとしている。
アナログとデジタルの融合を表したVAIOのロゴ
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ノートPC起動音は、プッシュホンの文字対応でVAIOと押下した時のDTMF音をモチーフにしているというこだわりもある。

思えば、初めて買ったPCはVAIOだった。

クイックシルバーは葛飾北斎の版画「富嶽三十六景」がモチーフ

好きなサーフブランドの一つ、クイックシルバーのロゴが、Wikipediaによると実は葛飾北斎の版画「富嶽三十六景」の「神奈川沖波裏」をモチーフにしたものだというのは、初めて知った。
クイックシルバーのロゴに隠された秘密
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そして、そのクイックシルバーのロゴを回転、2つ組み合わせて作ったのがハートになり、それが女性向けのブランド「ロキシー」になっている。

ロキシーは知っていたが、クイックシルバーのロゴにもそんな秘密があったとは驚きだ。

動物の中でも活発で性欲が一番強いウサギを採用したPlayboy

ウサギは、動物の中でも活発で性欲が一番強いと言われ、デザイナーのアート・ポールが「ウサギは快活で、遊び心や茶目っ気」のイメージから「ユーモラスであり、セクシーさの象徴」として蝶ネクタイをしたウサギを採用したとか。
プレイボーイのロゴの由来

セクシーな内容を取り扱うPlayboyと内容がマッチしているという意味でウサギを採用したのは、茶目っ気タップリだ。
ちなみに、バニーガールはこのPlayboyの連動企画から誕生し、正式名称はプレイボーイバニーとして商標登録されている。

Playboy、ウサギ、バニーガール、点と点がつながったこの瞬間が一番の収穫かもしれない。

「8」の一文字を使って作成されたロゴ

イギリスのデザイン事務所Stylo designがデザイン制作したロゴで、全て数字の「8」を使って作成され、最終的に「eight」と読める。

全て8の文字で作られたロゴ
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アイディアが素晴らしい。

他にも海外の企業ロゴサンプルがこちらにあるのでチェックしてみるといいだろう。
http://urlm.co/blog/2009/10/22/23-brilliant-logos-with-hidden-messages/