デザイナーでMacを使用している人は結構いると思うが、Macで圧縮したZIPファイルをWindowsで開くと日本語のファイルが文字化けしたり、不要な「.DS_Store」などのゴミファイルや隠しフォルダが含まれてしまう。
この文字化けや不要なファイルなどを解消するのに便利なアプリWinArchiverを使うといいだろう。
WinArchiverを使うと文字化けの解消や「.DS_Store」などのゴミファイルを削除してくれるが、不要ファイル「.DS_Store」は、Macのファイルやフォルダの情報を記録するためのファイルで、通常は非表示設定になっている。
Macでは非表示になっているのだが、Windowsではその非表示属性が無効化されてしまう。
アプリWinArchiverを使うと、それらを解消できる。
無料のLite版と有料のプロ版があるが、今回利用したのは無料版で、無料版と有料版の違いはこちら。
http://www.tida.bz/macwinzipper#hikaku
目次
WinArchiverの使い方
アプリをダウンロード、インストールして起動すると、下記のようなウィンドウが表示される。
使い方は、ここに圧縮したいフォルダをドラッグ。
無料版は4文字まで文字を使って暗号化ができる。
後は、「Zipファイルを作成」をクリックするだけでZipフォルダが作成出来る。
右クリックのコンテキストメニューに追加してさらに使いやすく
ファイルやフォルダをZIPファイルに圧縮するたびにいちいちアプリを起動するのは面倒だ。
そこで、右クリックメニューに追加して使いやすくしよう。
Mac OS X 10.6 Snowleopardでの手順となるが、以下の通りだ。
Automatorの起動
アプリケーションフォルダから「Automator」を探して起動するか、Spotlightで「Automator」と検索してアプリを起動。
Automatorでの追加手順
①の箇所を「ファイルまたはフォルダ」に設定
②の箇所を「Finder」に設定
③の「Finder項目を開く」を選択して矢印のようにドラッグ
④「WinArchiver Lite」を選択
⑤最後に「Cmd + S」で保存をしようとすると、名前入力のウィンドウが表示されるの「WinArchiver」とでも入れて保存
右クリックのコンテキストメニューに追加された状態
フォルダを右クリックメすると、こんな感じでWinArchiverの項目が表示されて便利になる。
参考までに、なぜか最初はうまく表示されなかったが、Macを再起動して再度試したらうまくいった。