今やiPhoneなどのスマートフォンでも手軽にスローモーションを撮影して楽しめることができる時代になったわけだが、それでもやはりプロ機と比べたらまだまだと言えるだろう。
動画は1秒間に複数のフレーム(静止画)を連続的に表示させることで動いているように見えるわけだが、TVは30フレーム、シネマは24フレームが一般的で、1秒間で処理されるフレーム数をfpsの単位で表す。
iPhone 6のスローモーションは240fps。
スーパースローカメラとも称されることがあるハイスピードカメラは、超高速で記録速度を早めることでスーパースローモーションを実現しているわけだが、Chris Bryanがハイスピードカメラの一つ「Phantom Flex」を使って撮影したサーフィンの動画映像が美しい。
単に海の美しさに心惹かれるサーフィンの動画映像はこれまでも幾度と無く見てきたが、4Kの超美麗高画質でしかも1000FPSで動画が撮影ができるPhantom Flex 4Kを含むカメラで撮影された動画映像はまったくもって違った。
サーファーたちが見せる華麗なテクニックによって飛び散っていく波しぶきが太陽の光に照らされ、まるで宝石のように一つ一つが光輝き、動きがまるで手に取るように分かる様や、まるで芸術と言っても過言ではないスローモーションによる波の動きは大変に美しい。
映画などでも感動の場面で使われることのあるスローモーション、普段は見ることのできない世界に自分たちは感動を覚えるのかもしれない。
1,200fps(撮影画素数は336×96px)で動画撮影できるカシオのEX-F1。