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スマホで撮影されたキュンとするショートフィルム「A Love Story」

以前にシンメトリーなメッセージが面白い動画「Symmetry」。Vimeo Award2012受賞作品という動画を紹介したことがあるが、画面を半分に分けた対照的なメッセージ動画がなかなかに面白かった。

そのシンメトリーの動画に似たこちらの「Splitscreen:A Love Story」のショートフィルム作品も面白い。

動画は2010年にNokiaから発売されたN8のスマートフォンを使って撮影されたもので、N8はカールツァイスの技術を用いた1200万画素カメラで、HD画質の動画撮影・再生も可能となっている。

この作品自体は2011年のNokiaが主催するショートフィルムアワード「Nokia Shorts 2011」で監督James W Griffithsの手によってエントリーされ、見事にグランプリに輝いた作品だ。

スマホで撮影されたという点も面白いが、その表現方法も面白い。

2つに分割された画面には2人の男女のごくありふれた光景が同時に進行するが、その2つの画面がまるでお互いがつながっているかのようにシンクロした内容構成となっている。

スマホで撮影された作品とは思えないぐらいに緻密に計算された画面構成と出来栄えに仕上がっている。


こうやってみると作品は、やはりツールが問題ではなく、何を撮りたいのか何を伝えたいのかというメッセージが重要だということを改めて感じさせてれくる。

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