今年の頭にマイノリティ・リポート風の3DモーションコントローラーLEAP MOTIONがASUSにバンドルにて、Leap Motionについて紹介したのだが、密かに予約をしていたものが7月23日に届いた。
映画マイノリティリポートを彷彿させるような3Dモーションコントローラーが話題になったのは、2012年の5月頃。
2013年5月には出荷予定だったが不具合のために7月に延期され、そして、やっとそれが届いたのだ。
目次
今、もっとも注目されている熱いガジェットの一つ
Leap Motionは、Gigazineさんや、techwaveさんなどのネットメディアや、著名ブロガーの覚醒する @CDiPさん、firegobyさんなども取り上げており、今、ネット業界でもっとも注目されている熱いガジェットの一つだ。
届いたLeap Motionは、海外の本サイトから予約購入したが、日本のAmazonからでも予約購入可能になっている。
ファーストインプレッション
グリグリ動く3Dアプリは、苦手な人は酔うかも
3Dを使ったアプリは、苦手な人が使用すると酔うかも。
特に地球の様々な地域を3Dで閲覧することができるGoogle Earthを使うと、操作に慣れないこともあり、グリグリ動く地球儀に目が回りそうになった。
逆に言えば、Leap Motionの反応がいいということだ。
細かい操作は少し難しい
まだまだ操作に慣れていないせいもあるのか、Google Earthの特定の地域を見たいと思ってもなかなか辿りつけなかったり、特定のボタンを押そうとしてもなかなか押せなかったりするので、アプリによっては少しストレスが溜まるかも。
操作に統一性がないので慣れが必要
まだまだ使用したアプリが少ないが、アプリによっては「決定」をさせるための操作が「クリック」のようにするアプリもあれば、手を開いて閉じたりで「決定」をさせたり、「エリア」に一定時間置くと「決定」するようなアプリもあったりで、操作に統一性がなかったりする。
なので、アプリによっては少し慣れが必要だ。
アプリによっては腕が疲れる
マウスと違い、少し手を浮かせた状態で操作をするので、アプリによっては疲れるかも。
Windows 8で動かないアプリも
すべて確認したわけではないが、Cut the RopeやBlock 54は、Windows 8では動かなかったりして、これは今後の課題だろう。
英語のみ
iPhoneやAndroidは世界展開しており、英語だけではなく現地の言語に対応したアプリも多くあるが、Leap Motionが用意しているアプリは現在のところ英語のみの対応だ。
ガジェット好きなブロガーなんかは手を出すかもしれないが、それ以外の人が手を出すのはまだ先だろう。
アプリに左右される
全体的に有料アプリが多く、有料アプリはクレジットカードでの決済が必要となり、もう少し無料のアプリを試したい感じだが、デフォルトアプリの「Cut the Rope」は、Macで操作した感じでは凄くこのLeap Motionと相性が合っていて、いい感じに遊べる。
細かい操作を必要としないシンプルな動作のアプリが向いているだろう。
今後の課題はアプリと改善
結局のところアプリの内容であったり、特に新しい操作によるUIに左右されるのは間違いないだろう。
まだまだ様々な改善が必要だと思うが、登場したばかりのLeap Motionが創造したのは新しいマーケットで、それに参入した企業もいるわけで、新しい3Dコントローラーによる新しいアプリの可能性に、今後そのマーケットがどれだけ成長するか期待して見守って行きたいところだ。
何とかの義
それでは、ブロガー定番の何とかの義を始めようではないか。
箱を開けるとウェルカムカード、そして本体と短いUSBケーブルと長いのが各1本ずつ、英語のインフォガイドが入っている。
以上。
本体について、もっと見たい方は覚醒する @CDiPさんの記事を読んでもらうといいだろう。
Leap Motionのセットアップ
本体をセットアップして利用するには、専用のソフトウェアをインストールしてアクティベートしてやる必要がある。
まずは、本体に記載の下記のURLにアクセス。
https://www.leapmotion.com/setup
ソフトのダウンロード
Leap Motionは、Windows、Macのどちらでも利用可能なので、環境に合わせてソフトをダウンロード。
インストール
ダウンロードしたファイルを展開してインストール開始。
下記手順は、Windowsでの手順だが、Macも同様に簡単にインストールすることができる。
利用規約の確認画面でI Agreeを選択。
そのままInstallをクリック。
そのままFinishする。
USBケーブルの接続
しばらくすると、USBケーブルを接続する案内が表示されるので、接続して「Continue」をクリック。
オリエンテーション画面
接続が成功するとLeap Motionの表面に赤いランプが点灯し、オリエンテーション画面が起動して、体験することができるようになる。
デバイスの上を手を動かすと、画面が反応し、しばらく手を離すと次のサンプルに移動する。
画面を抜けるには、キーボードのEscキー。
Windowsの場合には画面がフルスクリーン表示なので、画面右下のトレイアイコンを右クリックして、Visualizerを起動すると画面サイズを変更できるウィンドウで操作できる。
ユーザー登録
オリエンテーション画面を抜けると、AirSpace画面が表示され、ユーザー登録案内画面が表示されるので、ユーザー名、Email、パスワード、誕生日を登録。
既に、Leap Motionのサイトでユーザー登録をしている人は、「Sing in to an existing account」をクリックしてログインするだけでOK。
動画でのセットアップ紹介。
メインで利用するAirSpace Home
ユーザー登録が完了スロとAirSpace Homeが起動し、様々なLeap Motion対応アプリが紹介されているAirSpace Storeや、サンプルのLeap Motion用アプリCut the Ropeなどを利用することができ、新しいアプリをインストールするとここに表示される。
AirSpace Storeは様々なアプリが用意されている
AirSpace Storeは、Webからもアクセスでき、いくつかの無料アプリがあるので試してみるといいだろう。
https://airspace.leapmotion.com/
AirSpace Storeで購入したアプリは、Windowsで購入してもMacで購入してもユニバーサル対応しているので簡単に同期してくれる。
また、有料アプリは、クレジットカードの入力が必要となる。
操作のコツはゆっくり動かす
Leap Motionの操作は、反応が良すぎるぐらいによく動く。
なので、出来る限りゆっくり動かすようにするといいだろう。