トランスミッターでテレビのワイヤレス骨伝導ヘッドホンになるAfterShokz AS801 ABT01レビュー

2019年にAfterShokの骨伝導ヘッドホンのを購入してからは、AfterShokzの骨伝導ヘッドホンが手放せなくなっているが、新たなプロダクトとしてトランスミッターと接続することでテレビのワイヤレス骨伝導ヘッドホンに使えるAfterShokz AS801 ABT01のサンプル品をメーカーから提供いただいたのでレビューしていきたいと思う。

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目次

パッケージから読み取れること

AfterShokzの骨伝導ヘッドホンをレビューするのは、これで4つ目だが、今回のモデルAfterShokz AS801 ABT01のパッケージデザインは、日本の中年男性モデルを起用したものとなっており、これまでのパッケージは全面英語で記載されていたが、全て日本語で記載されている。

Googleのツールで調査してみたが、日本でのAfterShokzの検索ボリュームは、それまでは3000に満たないほどだったが、2019年7月で5400と伸び、2019年12月で8100までとさらに伸びていることから、日本国内におけるブランドとしての知名度が高まっていることによる影響ではないかと考えられる。

AS801はAeropexがベース

左がAS801で、右がAeropex。形状は基本的にAeropexと同じデザインとなっている。

独自形状の充電端子は磁石付きのUSBケーブルに磁石がついているので、近づけるとピタッと吸い付き、何度でもやりたくなる。

Aeropexのレビュー記事でも書いたが、以下が主な特徴となっていて、おすすめの部分でもある。

  • 26gと軽量
    初めて購入したTITANIUMは36gだったが、10gの差は結構大きく、付けていることを忘れそうな軽さ。骨伝導ヘッドホンでこの軽さはなかなか見つからない。
  • IP67防水のヘッドホン
    IP67は、粉塵などが内部に侵入しない、一定の水圧、一定の時間(30分間)で水中に浸けても有害な影響がないことを指す。
  • 意外に便利な通話機能
    「マルチファンクションボタン」を一押するだけで簡単に通話に出られるようになっていて、わりと便利。
  • マルチポイント接続対応
    例えば、屋外ではiPhoneに接続して音楽を聴いて、室内ではMacなどのPCで音楽を聴くという切り替えを簡単にでき、いちいち接続の解除をする必要がなくなる。これにより使用によるiPhoneの電池消耗を減らす。
  • 人間工学を感じさせるフィット感
    心地よいフィット感と眼鏡もかけられ、人間工学デザインを感じさせるデザイン。通常のイヤホンよりも閉塞感がなく、耳を覆うヘッドホンよりも圧迫感がなく長時間付けていられる。

特に「人間工学を感じさせるフィット感と骨伝導」という組み合わせは、長時間付けていても疲れをあまり感じさせないのはけっこうおすすめ。

AS801とAeropexの比較

型番からして、Aeropexと同系統の仕様として捉えることができ、説明書記載の機能を見てもほぼ同じである。異なる点としては、サウンド音源は「PremiumPitch+™2.0」の記載がないことから対応していないと考えられる。その代わり、aptXを採用した点では大きく異る。

商品名AS801 ABT01Aeropex (エアロペクス)
型番AS801AS800
スピーカーBone codnductionスピーカーBone codnductionスピーカー
スピーカーインピーダンス8.5Ω ±20%-(記載なし)
サウンドaptXPremiumPitch+™2.0
周波数帯20Hz 〜 20KHz20Hz 〜 20KHz
感度105 ± 3dB105 ± 3dB
マイク感度-38dB ± 3dB-38dB ± 3dB
BluetoothバージョンBluetooth v5Bluetooth v5
Bluetooth接続距離約10m約10m
Bluetooth周波数帯2402MHz〜2480MHz-(記載なし)
バッテリーリチウムバッテリーリチウムバッテリー
連続再生時間8時間8時間
待機時間10日間10日間
充電時間1.5時間2時間
バッテリー容量145mAh145mAh
重量26g26g
防滴IP67IP67
対応プロファイルaptX, A2DP, AVRCP, HSP, HFPA2DP, AVRCP, HSP, HFP
機能充電端子漏電防止アラート充電端子漏電防止アラート

aptXのメリット

AfterShokz AS801では、aptXを採用しているが、aptXは1980年代にイギリスで発明されたコーデックで、低ビットレートでデータを転送できるということで映画や放送業界のプロの現場で使われたものだ。

Bluetoothの普及とともに、aptXのエンコードスキームも採用されるようになったが、無圧縮の音源PCMの約1/4に圧縮したデータを最大576kbpsのビットレートで固定している。Bluetoothで転送できるビットレートは1Mbps程度だが、aptXは最大576kbpsのビットレートで固定することにより、低スペックでの処理でもデータ転送の遅延を防ぎ、Wi-Fiが飛び交う環境でも途切れにくい環境を生み出している。詳しく知りたい人はこちら

要約すると、データ転送の遅延を防いで音の途切れを低減し、高音質で音楽が聴けると言うことだ。

aptX利用時の注意

aptXはWindows、aptXで主に採用されているが、残念ながら記事執筆時点で調べた感じではiPhoneには対応していないものの、普通に音楽は聴ける。Macはターミナルから特定のコマンドを入力することで利用が可能になる。

AS801の音質

音質についてだが、下記の内容で比較してみた。

  • AS801とAeropexで比較
  • 使用端末はAndroid Pixel 3とiPhone X
  • Amazon MusicのHDとULTRA HDで比較

Andoroid Pixel 3の結果

音質は個々によって感じ方が違うと考えているが、結果は下記の通り。

  • Amazon Music HD
    Aeropexの方が高音域でクリアな音が聴こえるが、AS801は音がこもる感じがする。
  • Amazon Music ULTRA HD
    Aeropexは、HDよりもさらに高音域でクリアな音が聴こえるが、AS801の方は音がダイナミックで広がりを感じさせる。

Andoroidで聴くなら、Amazon ULTRA HDのような高音質じゃないとその真価は発揮されないと感じた。

iPhone Xの結果

iPhoneの場合は、Aeropexの方がやはりやや高音質がAS801よりも出ている感じがするが、その差は微小なものだ。どちらも高音質で聴くことができる。

トランスミッターでテレビのワイヤレスヘッドホンに

AfterShokz AS801のもう一つの特徴として、テレビ用トランスミッターABT01が付属しているということだ。このトランスミッターを利用することで、AS801が簡単にテレビのワイヤレスヘッドホンに変わる。

居間でテレビを見たいが家族に気を使う必要がある場合には、テレビの音声を聴きながらも、骨伝導であるため周囲の声も聴こえるという環境が得られるようになる。

トランスミッターABT01は下記のテレビ出力に対応しているので、大抵のテレビでに対応しており、簡単に接続できるようになっている。また、自宅のは対応していなかったが充電対応のテレビであれば、そこからMicro USBケーブルで直接充電ができるようになっている。

  • オプティカル出力
  • AUX出力 / 3.5mm
  • RCAジャック出力

ちなみに、このトランスミッターは実はPCにも接続できるようになっている。自宅にはデスクトップ用Windowsがあるが、Bluetoothがないためワイヤレスヘッドホンが使えなかったが、このトランスミッターとMicro USBとPCを接続、AS801とペアリングするだけで簡単にワイヤレスヘッドホンとしても利用することができた。

手元にデバイスがないので確認ができないが、SwitchやPS 4をトランスミッターと接続することでワイヤレスで音声が聴けるようになる。

なお、トランスミッターはパワーアンプとの接続は、電流が大きいために故障の原因となるので、非推奨としている。

AfterShokz AS801 ABT01については、こんなところだが、トランスミッターの利用用途はやや限られるものの、aptXで音の途切れを低減して、高音質な音楽を骨伝導ヘッドホンで楽しみたいなら買いのプロダクトだろう。

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カテゴリ:ガジェット, 音楽