iPhoneのカレンダーを使っていて家族などと共有したい時にパッと見、カレンダーの共有ができない!?と思ってしまうかもしれないが、その仕組を理解することで簡単に共有ができる。
iCloudとカレンダーを同期
iPhoneのカレンダーを共有するには、サーバー上にあるiCloudと連携同期をする必要があるので、まずはそのやり方から。
iPhoneの設定から自分のiCloudのアカウントを選択する。サインインしていない場合は、タップしてサインインを。
続いてはiCloudを選択する。
そしたら、カレンダーの横のスイッチがオンになっているかを確認する。緑色がオンの状態で、これでiCloudと連携同期される。
次はiPhone標準のカレンダーアプリを開いて画面下部のカレンダーを選択する。
そしたら見出しにiCloudとある箇所のカレンダーにチェックを入れる。サンプルの場合は、「自宅」となっている。これで準備ができた。
カレンダーのURLを共有
カレンダーの共有は3通りあり、1つ目はカレンダーを丸ごと共有する方法。
そしたら、カレンダーアプリを開いて画面下部のカレンダーを選択する。
次はiCloudのカレンダー「自宅」の右横のiアイコンをタップする。
公開カレンダー右横のスイッチをオンにして、リンクを共有…をタップ。
あとは、共有シートが開くので、メール、LINE、Gmailなどのアプリを選択して共有すればOK。
個人をカレンダーに招待
2つ目のやり方は、個人をカレンダーに招待する方法。
まずは、カレンダーアプリを開いて画面下部のカレンダーを選択する。
次はiCloudのカレンダー「自宅」の右横のiアイコンをタップする。
共有相手の項目にある人を追加をタップ。
最後は「宛先」の欄にメールアドレスを入力するか、右横の + アイコンタップしてiPhoneの連絡先から招待したい人を追加すればOK。もちろん、複数人の招待も可能だ。連絡先には予めメールアドレスを登録している人じゃないと招待できない。
個別のイベントを共有する方法
iPhoneのカレンダーを開いたら、右上の + をタップ。
そしたら、「①イベント名の入力、②日付の設定、「③iCloudカレンダーの選択」と予定を設定したら、④予定出席者を選択。
そしたら、「宛先」の欄にメールアドレスを入力するか、右横の + アイコンタップしてiPhoneの連絡先から招待したい人を追加すればOK。もちろん、複数人の招待も可能だ。連絡先には予めメールアドレスを登録している人じゃないと招待できない。
この画面に戻ったら左上の新規イベントをタップして戻る。
最後に右上の追加をタップして、完了。
共有できない場合
ここに記載しているやり方で、共有できない場合は下記のことが考えられる。
- iCloudカレンダーを同期していない
- iCloudとカレンダーを同期で解説したが、予めiCloudカレンダーを同期しておく必要がある。
- インターネットにつながっていない
- インターネットに接続できているかを確認を。
- アプリを再起動してみる
- 設定アプリでうまくiCloudに接続できない、カレンダーアプリに接続できない場合は、アプリを再起動してみよう。
- 時間を置いてみる
- 上記の再起動でもだめな場合は、サーバーに何らかの問題がある場合もある。この場合は、時間を置いてみる。
- Appleのアカウントでログインしているかを確認
- 設定アプリのアカウントにAppleのアカウントで登録しているかを確認。
- 宛先はメールアドレスで入力する必要がある
- 招待時に「宛先」欄に入力できるのは、メールアドレスかiPhoneの連絡先にメールアドレスを登録している人のみなので、連絡先に登録しているけどメールアドレスが登録していない場合は招待できない