東京の住宅建物は寒いと感じているのだが、エアコン以外の暖房器具で良さそうなものがないかと思い、デロンギマルチダイナミックヒーターWi-Fiモデルを購入して使い心地を試している。
Wi-Fi設定時のメモとしてやり方をまとめてみたが、記事執筆時点でのマルチダイナミックヒーターWi-Fiモデルは以下のものがあるが、いずれも同じ手順となっている。
- MDHAA15WIFI-BK
- MDHAA12WIFI-BK
- MDHAA09WIFI-BK
関連 デロンギマルチダイナミックヒーターWi-Fiのレビュー。暖かくない?電気代は?
スマホでマルチダイナミックヒーターWi-Fiの設定方法
マルチダイナミックヒーターの電源を入れる
手始めにマルチダイナミックヒーターのコンセントをつないで電源を入れ、ヒーターが点滅していることを確認しておこう。点滅していない場合は、その右横にあるWi-Fiボタンを15秒間長押ししてリセット。
スマホのWi-Fi接続とBluetoothの設定をオンに
デロンギマルチダイナミックヒーターのWi-Fiモデルと接続するには、Wi-Fi環境で利用する必要があるので、まずはスマホでWi-Fi接続しておく。
- iPhoneのWi-Fi設定
- 「設定」アプリを開く
- 「Wi-Fi」を選択
- 表示されているネットワークで利用してるネットワークを選択
- AndroidのWi-Fi設定
- 「設定」アプリを開く
- 「ネットワークとインターネット」を選択
- 「インターネット」を選択
- 表示されているネットワークで利用してるネットワークを選択
同様にBluetooth設定をオンに。
- iPhoneのBluetooth設定
- 「設定」アプリを開く
- 「Bluetooth」を選択
- Bluetoothのスイッチをオンに
- AndroidのBluetooth設定
- 画面を上から下にスワイプ
- Bluetoothのスイッチをオンに
デロンギ・コンフォート・アプリのインストール
デロンギマルチダイナミックヒーターをWi-Fi接続するには、iPhone、及びAndroid用のスマホアプリをインストールする必要があるが、下記のリンクにアクセスしてインストールして貰えれば。
マルチダイナミックヒーター本体との接続手順
ここでは、iPhoneでの手順を紹介するが、Androidも同様の流れになるかと。
アプリを起動すると通知送信の許可を求められるので、お知らせを受け取りたい人は許可をし、そうでない場合は許可しないを選択。
今度は、アプリトラッキング(追跡)の許可。基本的には広告やアプリの利用状況のための追跡許可なので、許可を出したからと言って個人が特定されたりするわけじゃないが、気になるなら「Appにトラッキングしないように要求」を選択。
デロンギ・コンフォート・アプリを利用するには登録が必須なので、登録を選択。
続いては、国やメールアドレスやパスワードの入力。パスワード欄をタップすると下図のようにiCloudキーチェーンが表示されるので、図のように「強力なパスワード使用」を選択することで、自動でパスワードが生成されiOSのiCloudキーチェーンに保存され、次回からはパスワード入力の手間を省ける。ちなみに、1週間でセキュリティ対策のために自動ログアウトされるので、やはりキーチェーンは使うことをおすすめ。
- 国を日本で選択
- メールアドレスを入力
- パスワード欄をタップ
- 強力なパスワードを使用を選択
そしたら、利用規約とプライバシーポリシーにチェックを入れて、登録内容を送信をタップ。
ホーム画面が表示されたら新規追加をタップ。
Bluetoothのアクセス許可を求められるので、OKをタップ。
そしたらヒーター項目のMDHをタップ。
見つかったMDHをタップ。場合によってはこの画面がスキップされて、次の画面が表示される。
ペアリングの確認画面が表示されるので、ペアリングを選択。
Wi-Fiネットワークの一覧が表示されるので、iPhoneやAndroidと同じWi-Fiネットワークを選択して、次へをタップ。基本的には2.4GHz帯を選択。
今度はパスワードを入力して接続をタップ。
接続に成功すると部屋タイプの選択画面に移動する。設置する部屋を選択して決定をタップ。
完了すると下記のような画面が表示される。Wi-Fi対応のデロンギマルチダイナミックヒーターは複数登録して利用できるので、複数台ある場合には同様の手順で登録を。
Wi-Fiに接続できない場合
Wi-Fiにうまく接続できない場合は、下記が考えられるので対処法を試して貰えれば。
初期設定に失敗している
初期設定に失敗するとWi-Fiに接続できない可能性があるので、デロンギマルチダイナミックヒーター本体のWi-Fiボタンを15秒間長押ししてリセットした上で最初から設定をしよう。
アプリの電源を入れてもすぐにオフになる
Wi-Fiの設定はうまくいっているし操作もできるのに、電源を切ってしばらく時間を置いた後に、アプリのホーム画面でヒーターの電源をオンにしたあと暫く待つとオフになることがある。
この場合には、暫く待つときちんと本体の電源がつく。
自宅のBoseのスマートスピーカーもそうだが、Wi-Fiで接続している状態でアプリからスピーカーの音量などを調整しようとするとタイムラグが発生する。これは通信のスマート家電における通信の問題ではないかと考えられる。
アプリから操作できない
Wi-Fiの設定はうまくいっているし操作もできるのに、電源を切ってしばらく時間を置いた後にアプリから操作しようとしてもうまくいかない場合は、アプリを一旦、終了させてから再起動してみよう。筆者の場合には、これでだいたいは解決している。
アプリの終了のやり方は下記を参照。
Wi-Fiルーターの接続が5GHzになっている
Wi-Fiネットワークで利用できるのは、2.4GHzなので、Wi-Fiネットワーク一覧では2.4GHz帯のネットワークを選択しよう。
Wi-Fiネットワークの設定を共有中から進まない
下記画面のように「WiFiネットワークの設定を共有中」と表示され、数分経過しても切り替わらない場合は、一度アプリを終了して再起動してみるといいだろう。
登録した製品を一旦削除してみる
うまく行かない場合は、一旦登録した製品を削除して再度登録をするのも一つの方法だ。特に引っ越しやインターネットプロバイダー、ルーターなどを変更した場合は一旦削除して新しく登録のし直しを。
削除するには、ホーム画面で画面を下にスクロールすると編集ボタンがあるのでタップ。
少し上に戻って – アイコンをタップで削除できる。
削除できたら、決定をタップして作業を完了。
アプリを再インストールしてみる
うまく行かない場合は、アプリを一度アンインストールしてから再度インストールして試してみるとうまくいく場合もあるので、試して貰えれば。
Wi-Fiルーターの電源を入れ直す
Wi-Fiがうまくつながらない場合は、Wi-Fiルーターの電源を入れ直すことでインターネットに接続できる場合があるが、これも試してみるといいだろう。
Wi-Fiルーターを初期化する
Wi-Fiルーターの初期化で問題解決したというレビューコメントがあるので、これも試してみるといいだろう。初期化のやり方は「ルーターの型番 初期化」で検索してみるといいだろう。
その他の原因と対処法
以下は、通常の利用ではあまりないパターンだと思うが、初期設定の説明書記載の内容となっているので試して貰えれば。
- Wi-FiルーターのセキュリティがWEPになっているのをWPAまたはWPA2に変更
- ヒーターとWi-Fiルーターの距離が離れすぎている場合には、近づける
- Wi-Fiルーターの SSID内分離機能がオンになっている場合には、オフにする
- Wi-FiルーターをゲストSSIDモードで接続しない
- Wi-FiルーターのMACアドレスフィルタリングがオフにする