CanonのEOS Digitalのカメラには、撮影する対象に対して最適な画質のイメージを選択できるピクチャースタイルというのがあり、レンズフィルターやレタッチのソフトをを購入しなくてもフィルムを選ぶ感覚である程度様々なスタイルの写真を楽しめる。
Canonが予めカメラ本体にプリセットで提供しているデフォルトのピクチャースタイル以外にも自分でスタイルをカスタマイズすることができるが、CanonがWebサイトで配布しているピクチャースタイルやネットで配布されているピクチャースタイルを追加することも可能だ。初心者や自分で作成するのが面倒な人はこれらを利用するのも手だ。
今回は、Canonが配布しているピクチャースタイルの追加する手順を紹介。
EOS Utilityのダウンロード&インストール
まずは、EOS UtilityのソフトをPCにインストール。サンプルで6D Mark IIのMac版の手順を紹介。
ソフトウェアは下記ページの自分が持つ機種に該当する機種を選択。
https://cweb.canon.jp/cgi-bin/download/select-product-by-catg.cgi?i_cd_pr_catg=105
アクセスしたら自分が所持しているカメラの機種を選択。
次は使用しているOSを選択。
EOS Utilityを選択。
ダウンロード開始をのボタンをポチッと押す。
ダウンロードするとEU-Installset-M3.10.20.0.dmg.zipというような名前のファイルがあるので、それを展開するとMacの場合には、EU-Installset-M3.10.20.0.dmgというようなファイルが展開されるのでそれをダブルクリック。
こんな画面が表示されたらeum3.10.20-installerをダブルクリック。
警告が表示されるが、OKを選択。
OKをクリック。
インストールをクリックして開始する。
あとは、案内に従ってインストールすればOK。終わるとCANON iMage GATEWAYへの登録案内が表示されるが、後でもできるのでスキップして完了させる。
ピクチャースタイルのダウンロード
Canonが配布していて新規に追加できるのは、下記のピクチャースタイル。
- スタジオポートレート
- スナップショットポートレート
- ノスタルジア
- クリア
- トワイライト
- エメラルド
- 紅葉
Canonが配布しているピクチャースタイルの確認とダウンロードはここから。
https://cweb.canon.jp/eos/picturestyle/file/file-intro.html
アクセスするとそれぞれのスタイルの箇所に「ダウンロードはこちら」という項目に「Windows版」、「Mac OS版」とあるのでどちらかをクリックしてダウンロードする。Windowsの場合には、「WW01_NOSTALGIA.pf2」というファイル、Macの場合には「WW01_NOSTALGIA.pf2.gz」というファイルをダウンロードしてダブルクリックで「WW01_NOSTALGIA.pf2」というファイルに展開する。
ピクチャースタイルは、他にもこんなのがある。
EOS Utilityとカメラを接続
続いてはWi-Fiを使ってEOS Utilityとカメラを接続を行うが、ケーブル接続の方が簡単なのでケーブルで接続する場合は、Canonのサイトを参考に。
https://cweb.canon.jp/eos/picturestyle/file/apply-camera.html
カメラ本体のMENUボタンをクリックしてメニューを開いたら下記を参考に無線通信の設定を選択。
次はWi-Fi設定を選択。
そしたら、Wi-Fi、使うと選択してWi-Fiモードを切り替え、MENU選択で前の画面に戻る。
前の画面に戻ると、Wi-Fi機能が選択できるようになっているので、それを選択。
EOS Utilityでリモート操作画面に移動して、PCのアイコンを選択。
接続機器の登録を選択。
こんな画面が表示されたら、ネットワーク変更を選択。
そしたら、自分が使用しているWi-Fiの接続を選択。
今度はパスワードを入力してMENU OKを選択。。
ネットワークの選択画面になったら、自動選択 を選択。
ペアリング開始でOKを選択。
そしたら、Macの「アプリケーション」からEOS Utilityを起動するとこんな案内が表示されるので、OKを選択。
Wi-Fi環境でEOSのカメラとペアリング。
この画面が表示されたら接続を選択し、カメラでメニュー画面で確認してOKを出す。
EOS Utilityが起動したらカメラの設定を選択。
ピクチャースタイルファイルの登録を選択。
あとはダウンロードしたピクチャースタイルをファイルを選択すればOK。ちなみに3つまでしか登録できない。ちなみにWi-Fiはバッテリーが消耗しやすいので、終わったら設定を「使わない」に」戻しておくことをお薦めする。
Canonの一眼レフで始めた頃はピクチャースタイルに興味を持ったけど、限界を知り、さらにRAWデータで撮影してLightroomで現像すると格段に写真が変わことを知った。インスタグラムでポートレートを公開しているけど、さらに極めたい人はLightroomでRAW現像をお薦め。