Windowsでの外付けSSDのストレージをフォーマットする手順をまとめてみた。
フォーマット前にバックアップを
外付けSSDのフォーマットは、基本的にデータをすべて削除するのでもしデータが外付けSSDにあるのなら、予めPCや他のSSDに移動してバックアップなどをしてからフォーマットを進めてもらえれば。
フォーマット形式のおすすめは?
Windowsで外付けをフォーマットする際に形式を指定する必要があるが、主なフォーマット形式は下記の通りでWindows以外のデバイスでも読書ができるようにしたいならexFATを選択。
- NTFS
- NTFSはWindowsの標準ファイルシステム。Macでは読込のみが可能
- ファイル圧縮や暗号化、ファイル所有者の追跡などの高度な機能が利用できる
- OSをインストールする内蔵SSDならNTFS
- exFAT
- Windows、Mac、Android、iPhoneなどで読書ができるフォーマット
- USBメモリ、SDカード、外付けSSDなどの多くはこのフォーマット
逆にWindowsを使用している場合で上記以外のMac向けのAPFSフォーマットだとケーブルで接続しても認識されず、専用ソフトを使わないと読書ができない。
外付けSSDをフォーマットする方法
Windows 11での手順となっているが、Windows 10でも同様の手順でいけるかと。
外付けをWindowsと接続すると正常に認識された場合には、エクスプローラーのサイドバーに外付けSSDが表示されるので、①SSDを右クリックし、表示されたメニューの②フォーマットをクリック。
すると下記のような内容のウィンドウが表示されるので、下記の主な箇所を確認して必要に応じて修正し、完了したら開始をクリック。
- ファイルシステム
- exFATが選択されていることを選択。exFATはWindows、Mac、Android、iPhoneで使えるフォーマットとなる
- ボリュームラベル
- 必要に応じてSSDのボリュームラベルを入力
- クイックフォーマット
- クイックフォーマットにチェックを入れる
下記の確認画面が表示されるので、問題がなければOKをクリックしてフォーマットが開始開始される。
新品SSDもフォーマットが必要?
新品のSSDもフォーマットが必要かどうかということだが、これは用途による。
新品の外付けSSDはexFatでフォーマットされている事がほとんどで、基本的には接続すれば使えるのでフォーマットの必要はないが、Windows専用でNTFSフォーマットで利用したいならNTFSにフォーマットをする必要がある。
また、Windowsの内蔵SSDにOSをインストールする場合はNTFSにフォーマットを。
SSDがどの形式でフォーマットされているかを確認するには、SSDを選択して右クリックして表示されたメニューのプロパティを選択。
下記のようにファイルシステム欄に形式が表示されている。
なお、下記のSanDisk PRO-G40 SSDのように初期でMac向けのAPFSでフォーマットされている場合は、Windowsで読書ができないため上記のようにプロパティを確認できないので専用ソフトを使って最初にフォーマットしないと認識されない。
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