コロナウィルスの影響で世界的にリモートワークが叫ばれている現状だが、リモートワークで活躍するビデオ通話のツールの一つとしてGoogleがG Suite(G Suiteとは?)に提供していたGoogle Meetを一般ユーザーにも提供し始めた。
ビデオ通話と言えば、自宅の背景を見せたくないという事でバーチャル背景と呼ばれる機能が人気だが、残念ながら記事執筆時点でのGoogle Meetでバーチャル背景を設定できない。しかし、Snap Cameraを使うことでバーチャル背景を楽しめる。その手順。
関連 Snap Cameraのおすすめの背景や共有などの使い方
目次
Snap Cameraのインストール
Snap Cameraは基本的にPC向けのソフトウェアとなっているのと、言うまでもないが、Webカメラは必要。
ダウンロードは下記URLから。
https://snapcamera.snapchat.com/download/
アクセスしたらスクロールして、利用規約に同意、「私はロボットじゃありません」にチェックしてダウンロードすればOK。ダウンロードしたファイルをダブルクリックでインストール。
Snap Cameraのダウンロードがうまくいかない、PCのスペックによってはうまく動作しない場合があるので詳細はこちら。
Snap Cameraを起動したら利用したい背景レンズを選択した状態でSnap Cameraを起動したままにしておく。
Google Meetでのバーチャル背景設定
WindowsとMacでは若干、セキュリティ上のカメラへのアクセス許可が異なるが、カメラが映らない場合はカメラを使用できない場合の対処法も参考にしてもらえれば。
そしたら、下記のGoogle MeetのURLにアクセスしてGoogleアカウントでログイン。
ログインするとこんな感じの画面が表示されるが、右上の設定アイコンをクリック。
設定が表示されたら、動画のタブを選択し、カメラをSnap Cameraに設定して完了する。
そしたら、ミーティングを開始をクリック。
この画面に移動したらカメラをオンにする。
問題がなければ下記のようにSnap Cameraのカメラのバーチャル背景が表示される。後は、「今すぐ参加」をクリックでビデオ会議を開始する。
カメラを使用できない場合の対処法
Macのカメラ接続のセキュリティ設定
Macを使用していて、Google Meetのカメラをオンにした場合、ブラウザでカメラの接続許可がされていないと「カメラを使用できません」と下記のような案内が表示されるので、システム環境設定をクリック。この案内が表示されていない場合は、Macの「システム設定」、「セキュリティとプライバシー」とアクセスする。
この画面が表示されたら、「システム環境設定を開く」をクリック。
設定が開いたら、下記の手順で利用しているブラウザの設定にチェックを入れてブラウザを再起動。
- 「カメラ」を選択
- 「鍵アイコン」クリック
- 使用しているブラウザにチェックを入れる
- 「今すぐ終了」をクリックしてブラウザを終了して再起動する
Windowsのカメラ接続のセキュリティ設定
Windowsの場合には、ブラウザで初めてマイクやカメラを使用する場合には下記のように案内が表示されるので許可を出す。この案内が表示されない場合でカメラが使えない場合には、さらに次のステップへ。
Google Chromeの場合にはアドレスバーに下記のURLをコピーしてカメラの設定を開く。
chrome://settings/content/camera
Google Meetへのカメラアクセスが下記のようにブロックされているために使えない場合は、右の設定アイコンをクリック。
後はカメラのアクセス許可を出せばOK。
最新版のMicrosoft Edgeを使っている場合には、ここにアクセス。
edge://settings/content/camera