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OneDriveのファイルやフォルダを共有する方法

マイクロソフトのオンラインストレージサービスOneDrive。オンライン上のOneDriveに写真やファイル保存することで簡単にそれら他の人と共有することができるが、それらの共有方法についてのまとめ。

関連 OneDriveの共有を解除(削除・無効化)する方法

共有時の注意

パスワード、期間指定はプレミアム機能

OneDriveはオンライン上のクラウドサーバーにファイルやフォルダがアップされていれば、他の人と簡単に共有ができるようになっているが、共有をするとそれを閲覧するためのURLが生成され、そのURLさえ知っていれば誰でもアクセスできるようになる。

期間を指定したり、パスワードを掛けることも可能だが、それには有料であるプレミアム版に登録する必要がある。

重要なファイルやフォルダを共有する場合は特に気を付ける必要があるが、記事執筆時点ではなぜかMacやWindowsでの共有よりもスマホでの設定した場合のみ、「サインイン(ログイン)」を求める共有ができるようになっている。なので、無料で利用している人はそれを利用することでセキュリティを高めることができる。

なお、間違って共有した場合は、共有を解除すればOK。

フォルダの共有は特に注意

共有でも特に注意したいのがフォルダの共有。共有した後に何かしらのファイルをそのフォルダに保存してしまうと、そのファイルも共有されることになる。

また、フォルダとファイルは個別に共有リンクを作成することができるのだが、例えば「写真フォルダ」の中の「写真」を個別に共有した後に、「写真フォルダ」も共有した場合、2つの共有リンクが作成される。

いずれも共有した後にすべての共有をやめたい場合、その両方の共有リンクを個別に解除する必要がある。つまりは一括で共有の解除ができないということである。

なので、共有する場合は、個別のファイルを共有するのみ、あるいはフォルダのみを共有して個別のファイルは共有しないなどのルールを設けておかないと、うっかり共有したのを忘れて、共有してはイケないものを共有しないようにしたい。

OneDriveの共有方法

Webでのやり方

まずは下記のURLにブラウザでアクセスし、画面右上のメニューからサインイン
https://onedrive.live.com/

アクセスしたら共有したいフォルダやファイルを選択して右クリック、表示されたメニューの共有をクリック。

Web版のOneDriveの共有

ウィンドウが開くので、必要に応じて共有しようとしているファイルやフォルダの編集権限を付与したくない場合は「編集を許可する」のチェックを外し、リンクの取得を選択。

Web版OneDriveの共有リンクを取得

共有用ULRのリンクが生成されるので、それをコピーして共有すればOK。冒頭でも述べたがフォルダの共有は特に気をつけよう。

Web版OneDriveの共有リンクをコピー

Macでのやり方

共有リンクを取得して共有

MacでOneDriveをインストール&ログインしていない人はこちらをチェック。

Macのファイル、またはフォルダを共有する方法だが、共有したいファイルやフォルダを選択して右クリック、表示されたメニューのOneDrive リンクの共有を選択。

MacのOneDriveで共有

すると下記のように、OneDriveの共有リンクがクリップボードに保存されたと案内がるので、後はメールなどにリンクを貼り付けて共有したい人に送信するだけだ。

MacのOneDriveで共有したリンク案内

詳細オプションで共有

上記の方法では、ファイル自体の編集権限自体は付与されていない。なので編集権限などの詳細を設定するには、同様に右クリックでその他の OneDrive 共有オプションを選択する必要がある。

MacのOneDriveで共有の詳細オプション

「その他の OneDrive 共有オプション」を選択するとブラウザが開くので、後はWebでのやり方を参考に共有すればOK。

Windowsでのやり方

予めOneDriveにログインしておく必要があるが、まだやっていない人は下記を参照。

共有リンクを取得して共有

Windowsの場合もOneDriveのフォルダを開いて、共有したいファイルやフォルダを右クリックして、メニューのOneDrive リンクの共有を選択。

WindowsでOneDriveを共有

すると下記のように共有リンクがクリップボードに保存されたと案内が表示されるので、後はメールなどに貼り付けるなりして共有すればOK。

WindowsのOneDriveで共有したリンク

詳細オプションで共有

Mac同様に上記の方法では、ファイル自体の編集権限自体は付与されていない。なので編集権限などの詳細を設定するには、同様に右クリックでその他の OneDrive 共有オプションを選択する必要がある。

WindowsのOneDriveで共有の詳細オプション

「その他の OneDrive 共有オプション」を選択するとブラウザが開くので、後はWebでのやり方を参考に共有すればOK。

スマホでのやり方

共有リンクを共有

スマホの場合だが、画面右上にある並び替えメニューによっては見た目が異なるが、フォルダやファイルの横にあるのサブメニューをタップ。

スマホOneDriveでサブメニューを選択

サブメニューが開いたら、共有を選択。

スマホOneDriveで共有を選択

後は共有したいアプリやサービスを選ぶか、Outlookなどのメール、あるいはリンクをコピーして共有するだけ。

スマホOneDriveで共有先を選択

表示のみの共有

上記の共有では、誰でもフォルダやファイルを編集できてしまうので、表示のみの共有を選択することでファイルやフォルダの操作を制限することができる。

スマホOneDriveの表示のみを選択

詳細共有

共有メニューの中に知り合いを追加というのがあるが、これはよりセキュリティを高めて共有ができるようになっている。

スマホOneDriveの知り合いを追加

知り合いを追加を選択すると下記のように、編集の許可やサインインを求める設定がここでできるようになっている。

スマホのOneDriveの共有詳細

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