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サブスクリプションとは?

最近はインターネットを使っているとよく耳にするようになった用語にサブスクリプションというのがあるが、これの意味とは何かというのをちょいと解説。

目次

サブスクリプションとは?

サブスクリプションは英語のsubscriptionで、意味としては「予約購読、定期購読、会費、寄付」という意味があるが、事前に課金することによって一定期間サービスを利用できる仕組みを指す。日本の中においては「定額制」としての意味が定着しており、サブスクリプションをビジネスモデルとして取り入れるサービスなどが増えている。

サブスクリプションのビジネスモデルは、それまではモノを購入して所有していたことから、必要に応じて一定の期間利用する消費するスタイルに変わっていることも一つの特徴と言える。

サブスクリプションの例

ビジネスモデルとしては3つのモデルがあると考えることができる。

  1. デジタルコンテンツやソフトウェアのデジタルを使ったデジタルサービスモデル
  2. 人間と人間が向き合って何かしらのサービスが提供されるヒューマンサービスモデル
  3. モノをレンタルしたり、消費したりするモノサービスモデル

それら3つを軽くピックアップしてみた。

デジタルサービスモデル

映画見放題、音楽聴き放題などは大量のコンテンツを確保するということ、ソフトウェアやWebサービスは開発が必要となるが、在庫を持たない、在庫が切れることがない上に、言語を用意できれば世界配信ができるため当たれば大きい分野だ。

  • 映画見放題
    Amazonプライム・ビデオ、Hulu、Netflixなど
  • 音楽聴き放題
    Amazonプライムミュージック、Spotify(スポティファイ)、Apple music、YouTube Musicなど
  • 本(電子書籍)の読み放題
    Kindleアンリミテッド
  • ソフトウェア使い放題
    AdobeのPhotoshopなど、MicrosoftのOffice

特にAdobeはそれまで切り売りしていたPhotoshoやIllustratorのソフトウェア郡をクラウド販売型の定額制に転換することで成功を収めている。参照

これらから下記のいずれかの要素があるのが見て取れる。

  • エンターテイメント性がある
  • ビジネスで必要とされる
  • 世界に配信できる
  • わりと安価で提供される
  • デジタルである

iPhone及びAndroidアプリにおいてもその使い勝手の良さから定額制を提供するサービスが増えている。

ヒューマンサービスモデル

何かしらのススキルなどを持った人が顧客にサービスを提供したり、男女のマッチングなど主に人と人が面するサービスなんかがこれにあたる。

マッチングサービスのようにWebやアプリのサービス上で完結する場合もあれば、サービスを利用する側と提供する側が個々で場所を用意したり、道具を必要とする場合もあるが、大量の在庫を必要としない。レアジョブのように海外の労働力を使って人件費を抑えるアイデアもある。

最近ではビジネススキルを持った個人が顧客にコーチングするなどの個人オンラインサロンなんかも人気だ。

  • マッチングサービス
    ペアーズ、Omiai、ゼクシィ、Yahooパートナー、dineなど
  • オンライン英会話
    レアジョブ、ビズメイツ、ベストティーチャーなど
  • オンラインサロン
    DMMオンラインサロン、個人など
  • ジム
    ライザップなど

モノサービスモデル

何かしらのモノを月額制でレンタルしたり、消費したりする。既存のサービスを「月額制」にする、と手軽にアイデアが生まれる可能性が高いかもしれない。手軽な半面、過給すぎるモノを在庫に持つ可能性もある。

居酒屋を展開するアンドモワ株式会社による月額3000円でドリンクが飲み放題となるサービスを提供開始して話題になったりしたが、カラクリとしては飲みに行けば「料理」を注文する可能性は高くなる。参照

  • カーシェアリング
    タイムズカープラス、カレコ、オリックスカーシェア、dカーシェアなど
  • 自転車シェアリング
    ドコモバイクシェアなど
  • コスメ(ビューティーボックス)
    BLOOM BOXなど
  • 居酒屋飲み放題
    アンドモワ株式会社など

利用しやすい価格モデル

先程紹介したサービスのいくつかの価格帯をざっくり表にしてみたが、それまで切り売りしていたものに対してよりも安価な価格設定でユーザーが利用しやすいビジネスモデルとなっているのも見て取れ、逆にそのように設定をしないと大量のユーザーを獲得して継続させるのは難しいとも言える。
(プランには無料の範囲内で利用できるものもある)

サービス月額
映画見放題400円〜1800円前後
音楽聴き放題480円〜980円前後
本(電子書籍)の読み放題980円前後
ソフトウェア使い放題980円〜6980円前後
マッチングサービス2980円〜6500前後

言うまでもないが、サブスクリプションであってもコンテンツに魅力がなかったり、必要とされる要素がないとやはりユーザーは集まらず、価格設定によっては成り立たないのは言うまでもない。

サブスクリプションのメリット

サブスクリプションの最大のメリットはなんと言っても、一定の収益が定期的に入ってくることだ。それにより、事業における研究開発が行いやすくなり、さらなる向上したサービスを提供することでユーザーは恩恵を享受でき、企業にとってもユーザーにとってもお互いメリットが生まれる。企業の場合には、さらには事業の拡張がしやすくなる。