エクセルでアンケートを作成することもあるだろうだろうが、自由回答形式ではなく予め用意した選択肢リストの中から選んでもらって回答をしてもらいたい時もあるかと思う。そんな時にエクセルの選択肢リスト作成機能を使うと便利だ。
Mac版のエクセルを使っているが、基本的にWindowsでも同じ流れ。
選択肢リストを作成する方法
まずは、下記サンプルのように質問と選択肢リスト用の複数回答を用意する。
そしたら質問を選んだ状態で、タブメニューのデータを選択し、入力規則のプルダウンメニューから入力規則を選択。
データの入力設定画面が表示されたら、許可でリストを選択、元の値の右端の選択範囲アイコンをクリック。
今度は回答をドラッグ選択してEnterキーをクリック。
再びデータの入力設定画面になったら、OKをクリック。
すると質問項目の横にプルダウンアイコンが表示され、設定した選択肢たリストを選べるようになっている。
回答はセルの選択ではなく、半角の「,(カンマ)」を入れて直接入力することも可能だが、この場合は回答の選択肢が多い場合の視認性や変更、値が変化する選択肢の作成には向かない。
回答の保護
アンケートを作成する場合、上記のように質問と回答が近くにあると利用者が間違って回答を削除したり変更する場合がある。なので「Ctrl + → (Windows)」、「Command + → (Mac)」で最端までセルを移動して回答を見えないセルまで移動するのも手。
あるいはシートを保護して削除などの操作をできないようにするのも手。
校閲タブのシートの保護を選択。
設定画面が表示されるが、必要に応じてパスワードを設定しておくことで、保護をさらに強力に設定することもできる。後はOKを。
選択肢の削除
設定した選択肢の回答の解除・削除をする方法。
質問を選んだ状態で、タブメニューのデータを選択し、入力規則のプルダウンメニューから入力規則を選択。
設定画面が表示されたら、すべてクリアをクリックしてOKを選択で削除できる。
選択肢によってセルの色を変更
まずは、プルダウンの質問のセルを選択し、ホームタブメニューを選択。
次は、条件付き書式、セルの強調表示ルール、指定の範囲内…とメニューを選択。
設定画面が表示されたら、下記を参考に設定を行う。簡単に説明すると、選んだ選択肢の中に「バナナ」という文字列が含まれていたら、セルの背景色をうす赤い色に変更する、というような内容だ。
すると、こんな感じでセルの色を変えることができる。