エクセルで特定の値と等しくないことを確認したい場合には、NOT関数を使用する。
NOT関数の概要
書式
NOT(論理式)
サンプル書式
A1セル | サンプル書式 | 表示結果 | 概要 |
---|---|---|---|
2010 | =NOT(A1=2013) | TRUE | A1の値が2013と等しくないのでTRUEを返す |
NOT関数の説明
NOT関数は、論理式がFALSEの場合、TRUEが返され、論理式がTRUEの場合は、FALSEが返される。
NOT関数のその考え方からなのか、あまり使う場面がないかもしれないが、上記のサンプル書式のように「特定の値と等しくない」ということに対してTRUEかFALSEを返してくれるので、それを利用した使い方をすればいい。
例えば、下記の表の1段目は、8が並び、2段目は6が並ばなくてはならないのに、2段目の3列目には8が紛れ込んでしまっている。
この場合に、NOT関数(例:=NOT(A1=A2)
)を使うことで2段目の3列目には8が並んでいるので、FALSEと返ってきてそこの値が他と異なることが分かる。
8 | 8 | 8 | 8 |
6 | 6 | 8 | 6 |
TRUE | TRUE | FALSE | TRUE |